私達は、3年前と2年前にも、家族3人で夏の北海道に行ったが、娘がまだ2~3歳だったので、キャンプをしたのはオートリゾート滝野で2泊しただけだった。
昨年は、佐渡島の二ツ亀オートキャンプ場で2泊したのだが、大変暑かったので今年から再び涼しい北海道に場所を移して、ちょっと長期のキャンプをする事にした。
9日間のキャンプ記録である。
午前9時頃、自宅を出発し、中央道、首都高速を通って東北道に入り、上河内SAで昼食をとってからさらに東北道をひたすら走り仙台港に午後3時頃に着いた。
午後8時発の太平洋フェリー「きそ」の乗船受付が5時からだったので松島方面に行って時間調整をした。
フェリーで北海道へ渡るのは3年前の直江津→室蘭、2年前の新潟→小樽に次いで今回が3回目だったが、今回のフェリーが料金も高いぶん、一番豪華だった。
ただ、夕食がバイキングしかなかったので、軽めに済ませたいときにはちょっと困ると思う。
船中泊。
午前10時45分に苫小牧港に到着した。
国道234を通って岩見沢から道央道に入った。途中、滝川ハイウェイオアシスで昼食をとったのだが、東京が涼しかったのでとても暑く感じた。
この日は、きのこの里愛別オートキャンプ場にテントを張った。
本当にのんびりしたところにあり、たいへんきれいなキャンプ場だ。
場内の売店で取れたてのきのこを売っていたので買って料理したが、とてもおいしかった。
私達は区画サイトだったが、フリーサイトの方が木が多く、涼しげで落ち着いた雰囲気だったように思う。
また水遊びができる池もフリーサイトのすぐ近くにある。
夜はキャンプ場から車で20分位の協和温泉に行き、ゆっくりした。
途中激しい雨が降ってきてテントが心配だったが結構平気なものだ。
今日は、かなり雨が降るという予報だったので早めにテントをしまい、きのこの里から上川町のアイスパビリオンに行き層雲峡近辺を散策した。
予報通り大雨が降ってきてしまったので、今日はキャンプを諦め層雲峡温泉のペンションに泊まった。
層雲峡をゆっくり出発して、途中、北の森ガーデンの熊牧場に行った頃には雨は上がっていたのだが、再び降ってきてしまったので雨に濡れなくてすむパピヨンシャトーや当麻鍾乳洞に行った。
3時頃雨が止んだので旭川から、ほたるの里オートキャンプ場“ほたるキャンプS”に電話をしたらたまたま1サイトキャンセルが出たということだったので予約をしてキャンプ場に向かった。
ほたるの里オートキャンプ場は、以前からある車乗り入れ不可のフリーサイトと、数年前にできたオートキャンプ場“ほたるキャンプs”という2つのキャンプ場が200メートル程離れてある。
私達は、オートキャンプ場“ほたるキャンプs”の方に1泊したのだが、白樺が立ち、近くに清流が流れていてたいへん雰囲気のいいキャンプ場だった。
木が多いと落ち着く。キャンプ場から1~2分のところに幌新温泉があり、夜は露天風呂からライトアップされた川が見下ろせてたいへん雰囲気が良かった。
大人一人500円で滞在中何度でも入れる。
ホタル祭りというのをやっていたがほたるは数匹ぐらいしか見られなかった。
時期が少し遅かったのかも知れない。
オートキャンプ場“ほたるキャンプS”の炊事場はお湯まで出て快適そのものだが、人気があってなかなか予約が取れないようだ。
しかし、近くにあるフリーサイトの方は私達が行ったときも空いていた。
フリーサイトの方には近くにトリム広場、ローラースケート場、テニスコートがあり、幌新温泉もすぐ近くなので子供連れなどはこちらの方がいいかも知れない。
快適なキャンプをしたい方にはおすすめのキャンプ場である。
ホタルの里から北竜町のひまわりの里に行ったが、ひまわり迷路は娘がたいへん喜び、ここではずいぶんゆっくりした。
▼北竜町ひまわりの里
ひまわりの里から滝川丸加高原オートキャンプ場に電話をしたところ、フリーサイトのみ空いているということだったのでそこを予約した。
滝川丸加高原オートキャンプ場に到着し、午後3時頃からテントを張った。
夕食をとってから滝川ふれあいの里というできて間もない温泉に行った。
ここの温泉は大人一人600円で色々な種類の風呂がある。
今日は、朝7時30分頃、丸加高原オートキャンプ場を出発し中富良野のファーム富田に向かった。
ラベンダーが満開で、ここでもずいぶんとゆっくりした。
▼ファーム富田
その後、美瑛に行った後、再び富良野に戻り麓郷の森に寄った。
▼麓郷
今日は、ずいぶんゆっくりして遅くなってしまったので帰り道の芦別で夕食をとりキャンプ場から10分程のところにある江部乙温泉(大人一人400円)に寄って帰った。
ここは石鹸やシャンプーが置いてないのでご注意が必要。
キャンプ場からはこの温泉が一番近く、疲れを取るのには十分な温泉だが、丸加高原オートキャンプ場から温泉に行くには、前の日に行った滝川ふれあいの里の温泉が絶対おすすめだ。
今日は、一日ゆっくり丸加高原近辺を散策した。
羊の館に行ったり、近くの焼き肉ハウス・グリーンヒル丸加で昼食をとったり、文学の径というハイキングコースを3人でハイキングしたりしてゆっくりと過ごした。
この一日が一番印象に残っているように思う。
午後3時半位から滝川市のふれあい動物園に行き、また、滝川ふれあいの里の温泉に入った。地ビールも飲んだ。
今日は苫前夕陽丘オートキャンプ場に泊まりたかったのだが、いっぱいで予約ができなかった。
どうしようかと思っていたところ、丸加高原の区画サイトにキャンセルが出たということだったので、もう1泊することにした。
テントをフリーサイトから区画サイトに移した。
▼丸加高原オートキャンプ場
▼丸加高原オートキャンプ場
丸加高原オートキャンプ場を出発し、車で1時間半位の苫前海水浴場へ行った。
海水浴場にいた人達は、北海道の短い夏を精一杯楽しんでいるようだった。
帰りに留萌の黄金崎で夕飯を食べて、夕日をゆっくりと眺めた。
途中、サンフラワーパーク北竜温泉に入って帰ってきたが、大人一人500円でいい温泉だった。
北海道にはいい温泉がたくさんあって、しかも安いと思う。
丸加高原オートキャンプ場を撤収する日が来た。
私達は結局ここに4泊(フリーサイト3泊、区画サイト1泊)もした。
ここはできて3年目位のキャンプ場でたいへん清潔だった。
このキャンプ場からは富良野へも1時間少々で行けるし、日本海側の留萌あたりへもやはり、1時間少々で行ける。
丸加高原周辺だけでも色々とできる。
高原でハイキングもできるし、パークゴルフ場もある。
グリーンヒル丸加という焼き肉ハウスも安くておいしかった。
それとここのキャンプ場はたまたまかもしれないが、夜、虫が少なかったように思う。
ただフリーサイトは芝がはげていて区画サイトに比べて寝心地が今ひとつだった。
この日は、キャンプ場を出発してから千歳まで戻り、千歳のサケのふるさと館から支笏湖の苔の洞門に行き苫小牧港18時30分発仙台行きの太平洋フェリー「きたかみ」に乗船した。
朝の9時頃仙台港に着き、夕方5時頃自宅に到着した。
まとめ
全走行距離 2,188km
おみやげ以外の全費用 約238,000円
★交通費合計 122,605円
◎軽油代(238リットル) 18,205円
※燃料消費率 9.2km/リットル弱
◎有料道路代 21,700円
※7/25八王子→仙台東 9,550円
※7/26岩見沢→旭川鷹栖 2,250円
※8/2 滝川→岩見沢 1,400円
※8/3 仙台宮城→八王子 8,500円
◎フェリー代(太平洋フェリー) 82,700円
※行き 仙台→苫小牧(車輌+B寝台大人1人+A寝台大人1人) 42,800円
※帰り 苫小牧→仙台(車輌+A寝台大人2人) 39,900円
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★宿泊代合計(大人2人と5歳の幼稚園児の娘の料金) 40,050円
◎きのこの里愛別オートキャンプ場(オートキャンプサイト1泊) 3,000円
◎層雲峡ペンションミルキーハウス(1泊2食付) 22,400円
◎ほたるの里オートキャンプ場(プライベートカーサイト1泊) 3,150円
◎滝川・丸加高原オートキャンプ場(フリーテントサイト3泊) 7,500円
◎滝川・丸加高原オートキャンプ場(スタンダードカーサイトA1泊) 4,000円