2004年 バリ島 7日間の旅

娘が小学校3年生から行き始めた子供を連れての海外旅行も今回が3回目。

ハワイ、サイパンに引き続き今年は、異国文化も見せてあげたいという気持ちもあり、バリ島に行って来た。

アジアのビーチはこの時期、雨季にあたるところが多いが、バリは乾季にあたり比較的涼しい。

また、バリに行ったことがある人は、口をそろえて「良かった」という。

バリの何がそんなに魅力的なのか確かめたくて行ってみることにした。

身も心も癒された、7日間のバリ島旅行日記である。

1日目 7/31(土) 日本:曇り時々雨

夏休み中の土曜日で首都高速が混雑することが考えられたので、早めの午前9:45に自宅を出発した。

混雑は思った程ではなく、12:25には、車を預けることになっていた成田駐車場サービスに到着した。そして、12:40頃には成田空港第2旅客ターミナルに到着した。

すぐに近畿日本ツーリストの受付(航空券の受け取り)をし、日本航空のカウンターでチェックイン(手荷物預け)も続けてしてしまった。

レストラン「天はな」で昼食をとったり、UFJ銀行で両替をしたのち、出国手続をし、A61番搭乗口付近で待った。

■日本航空直行便でバリに向けて出発、約6時間50分の空の旅

午後3:50頃には、日本航空729便に搭乗(座席は57HJK)し、4:20に出発した。

飛行時間は、約6時間50分。各座席の前に小型スクリーンがあり、日本語で映画などが楽しめるので、退屈しのぎにはなった。

それにしてもいつも思うのだが、エコノミークラスの座席は狭い。

小学校5年生の娘まで、エコノミークラス症候群にならないか、心配しているのには笑ってしまう。

上級クラスの料金がもう少し安いと良いのだが。

食事をしたり、本を読んだりしているうちに、午後10:10(日本時間11:10)にバリ島のデンパサール空港に到着した。

最近、インドネシアはビザが必要になったようで、現地取得の長い列ができていた。(1人25米ドル) 

■夜中にヒルトンホテルへ到着

空港出口を出ると、今回のツアーの現地係員の人(ラマツアーズという旅行会社のインドネシア人の方で名前はスブラタさん)が、出迎えてくれた。

迎えの車に乗車し、車の中でバリ島滞在中の注意事項などについての色々な説明を受けた。そうしているうちに、11:25頃、これから5泊するバリヒルトンホテルに到着した。

ロビーもエキゾチックな雰囲気でバリに来たことを実感した。

部屋に着いたのは11:50頃だったので、この日はシャワーも浴びずに寝ることにした。

冷房を切っても暑さは感じなかった。

2日目 8/1(日) 曇り時々雨

朝、早めに目が覚めたので、7:00頃、散歩出かけた。大きなホテルだ。

午前8:00~8:45まで1階にある「ウォーターフォールレストラン」で朝食をとった。

バイキング形式だが、実に色々な種類の食べ物があり、味の方もおいしかった。

これなら、子連れでも心配ない。中には日本食のおかずもあった。

■ホテル出発

午前9:30にロビーで、ラマツアーのガイドさんと待ち合わせた。

この日は、昨日のスブラタさんではなく、スアスティカさんという方だったが、どちらの方も、穏やかで親切だった。

インドネシアの男性は、穏やかそうな人が多いように感じた。

ツアーの車に乗っているのは、私達の家族3人だけ。

スアスティカさんの案内でウブド方面に向かって出発した。

すぐに感じたことは、バリの道は、バイクがやたら多くてしかもみんな飛ばしていることだ。よく事故が起きないなと思った。スピード制限もないということだ。

■バリ・トレジャーアイランドでバリの文化に触れる

午前10:15~11:10までバリ・トレジャーアイランドに寄った。

ここは、バリの伝統的な文化に触れることができる。

バリのお菓子の試食をしたり、チャナンというバリのお供え物の作り方を学んだり、ガムランという楽器を弾かせてもらったりした。

客は、私達3人以外誰一人いなかった。ゆっくりとできた。

その後、11:15~11:40にみやげ物屋に寄った。

バリらしいものがたくさん売っていて、見ているだけでも楽しい。

妻と娘は色々と買っていた。

その後、ウブドを通り、ウブドから、さらに山奥の道を30分程走った。

このときの景色が、実に素晴らしかった。

棚田の向こうに椰子の木が見えて、緑がとてもきれいだった。

■エレファントサファリパークで象乗り

12:30にエレファントサファリパークに到着した。

お昼の時間も過ぎていたし、娘も少し車酔いしたようなので、休憩を兼ねた昼食にした。

インドネシア料理のビュッフェで、実は、味の方は、あまり期待はしていなかったが、なかなかおいしかった。

そしていよいよ象乗りを体験した。

妻と娘で1頭、私は1人で一頭で、約40分程、森の中をゆっくりと散歩した。

森の中はとても涼しかった。

写真を撮ってもらい、乗せてもらった象に餌をあげて、A4サイズの写真までもらった。

▼エレファントサファリパーク

▼エレファントサファリパーク

▼エレファントサファリパーク

▼エレファントサファリパーク

そして、午後2:35頃、エレファントサファリパークを後にした。

■ウブドマーケットは娘にはちょっと怖かったよう

その後、ウブドに戻り、約30分程、ウブドマーケットで買い物をした。

本当はもっとたっぷり時間があったのだが、物売りがかなりしつこく、5年生の娘が、怖がってしまったので早めに切り上げることした。

家内は、もっとゆっくりと見たかったようだ。

その後、モンキーフォレスト(猿の森)に20分くらい寄って、さらに30分程スーパーマーケットにも寄ってもらった。

スーパーマーケットは、日本にくらべると、びっくりするくらい安い。

バリコピ(バリのコーヒーでとてもおいしい)などをたくさん買い、ホテル到着したのは午後5:40くらいだった。

▼ウブドマーケット

▼モンキーフォレスト

■和食レストラン「源氏」で乾杯

部屋に着いてから少し休憩し、午後6:15から散歩へ出かけ、ヒルトンホテル内の和食レストラン「源氏」で午後6:45~7:30までゆっくり食事をした。

親子丼、ちらし寿司、稲庭うどんなどを食べたが、まるで日本だ。

今日は、疲れたので、シャワーを浴びて早めに休んだ。

3日目 8/2(月) 晴れ

午前6:45起床。

昨日と同じ「ウォーターフォールレストラン」で朝食をとり、また、ラマツアーズのスブラタさんに、8:45にホテルに迎えに来てもらい、クタにあるウォーターボムパークに向かった。

■ウォーターボムパークでスラーダー等を楽しむ

ホテルからは30分位で到着した。

9:15~1:00の4時間弱、ウォーターボムパークでゆっくり楽しんだ。

ここは、流れるプールの他、スリルのあるスライーダーが6本程ある。

最初は、娘も怖がっていて、あまりやりたがらなかったが、一度やったら楽しかったらしくその後は何度もやっていた。

昼食は、ピザと飲み物、それとデザートにケーキを食べた。

▼ウォーターボムパーク

▼ウォーターボムパークのスラーダー

1:00にウォーターボムパーク出発し、1:30にホテルに到着した。

ホテルに着いて、休憩をしてから少し散歩をした。

▼ヒルトンホテル

▼ヒルトンホテル

散歩の後、午後3:00頃から「VISTA LOUNGE」でウエルカムドリンク(サービス)を飲んだ。トロピカルドリンクでおいしかった。

その後、午後3:50~5:00頃までホテルのプールでゆっくりした。

▼ヒルトンホテルのプール

■丘の上のホテルでインドネシア料理の夕食後、南十字星を見る

今日は、ホリデイスターナイトということで星空観察に行くことになっている。

バスがホテルに迎えに来て、午後7:00前にホテルを出発、5分程で丘の上のホテル、「スカル・ヌサ・リゾート(SEKAR  NUSA  RESORT)」に到着した。

午後7:05~8:00まで1時間程、インドネシア料理のバイキングの夕食を楽しんだ。

その後、午後8:00~9:15頃まで、ホテルのプールサイドでダーツや輪投げなどのゲームをした後、星空観察をした。

南十字星や天体望遠鏡で月のデコボコも観察できた。

娘にとっても良い勉強になっただろう。

ヒルトンホテルに帰ってきたのは午後9:30頃だった。

4日目 8/3(火) 曇りのち晴れ

■レンボンガン島へ、でも船酔いで参った

午前6:00起床。

今日は1日、バリ島から船で1時間15分程のところにあるレンボンガン島へ行く予定の日なので、早めに朝食を済ませた。

今日も、ラマツアーのスブラタさんに迎えに来たもらい、午前8:00にホテルを出発、30分程で、ブノア港に到着した。

港に行く途中や港に着いてからもスブラタさんに色々な話を聞かせてもらった。

スブラタさんには、小学校に通う2人の子供がいること。

教育はしっかりつけたいと思っていること。

どれだけ働いても一生日本に行く余裕はできないだろうということなど。

我が家の小学校5年生の娘もその話をじっと聞いていて、きっと色々と感じることがあっただろう。良い勉強になったことだろう。

それだけでも、今回、バリに来た甲斐があったというものだ。

スブラタさんと別れ(実はこれがスブラタさんとは最後だった。)8:55に大型クルーザー「バリハイⅡ号」に乗船、9:25に出航した。

この後、約1時間15分の間が大変だった。

1番上のデッキにいるとよいという話は聞いていたが、船室にいたら、家内と私はすっかり、船酔いをしてしまった。

娘は乗船前に酔い止めを飲んでいて、出航後、間もなく眠ったしまったので大丈夫であった。

私と家内が船酔いしている姿を見て、タレントの田代まさし似(自分で自分のことを田代まさしと何度も言っていた)の、インドネシア人のクルーが、私と妻にマッサージをしてくれてだいぶ楽になった。

やっと10:40にレンボンガン湾のポンツーンに到着した。

小型ボートに乗り換え、レンボンガン島に上陸した。

ここでは、シュノーケルをしたかったのだが、波が高く魚は見られなかった。

でも、バーベキューランチを食べたり、島にあったプールや海に入ったりしてゆっくり過ごせた。

▼レンボンガン島

▼レンボンガン島

▼レンボンガン島とポンツーンを結ぶ船

▼ポンツーン

午後2:45に帰りの合図の鐘が鳴り、小型船でポンツーンに戻った。

今度は、3人ともしっかり酔い止めの薬を飲み、真っ先に一番上の自然の風があたるデッキを陣取った。

午後3:30ポンツーンを出発、かなり揺れたが、帰りは、大丈夫だった。

午後4:30にベノア港に到着した。港に到着後、ヒルトンホテル行きのバスに乗車。

午後5:20にヒルトンホテルに到着した。

部屋に戻り、シャワーを浴びて、ゆっくりした。暗くなると、部屋のベランダから、南十字星がきれいに見えた。

■ホテル内のバリニーズシアターでケチャダンスのディナーショー

午後7:20からホテル内のバリニーズシアターで夕食。

午後8:20~9:20まで1時間程ケチャダンスのショーを楽しんだ。

ケチャダンスは一見の価値がある。

このときの料理はインターナショナルビュッフェでとてもおいしかった。

特に自分で好きなだけ具を選んでその場で炒めてもらうミー・ゴレン(インドネシアの焼きそば)がたいへんおいしかった。

最後にステージの人達と写真も撮り、デザートもお腹いっぱい食べてた。

▼ケチャダンスのディナーショー

午後10:00頃部屋に戻った。

5日目 8/4(水) 晴れ

■トラギアデパート&スーパーマーケットでの買い物

今日は延泊をした日なので、ゆっくりするつもりで、午前7:30に起床。

午前8:00過ぎから9:00頃までゆっくりと朝食をとった。

午前10:10頃、部屋を出て、ヒルトンホテル内を写真を撮りながら、ゆっくりと散歩した。ヒルトンホテルにはフロントの近くに「和のくつろぎ」というコーナーがあり、日本語で色々な相談に乗ってくれる。

ここがとても役にたった。この「和のくつろぎ」で今夜のスパを予約し、その後、タクシーでトラギアデパート&スーパーマーケットに行き買い物をした。

何でもびっくりする程安い。色々なものを買い込み、12:30頃ホテルへ戻った。

■ホテルでゆっくり

午後は、ヒルトンホテルでゆっくりすることにして、まずは、1:00~2:15「ウォーターフォールレストラン」のテラスで昼食をとった。

私は、サテ・チャンプル、家内は、ミー・ゴレン、娘はビーフンを食べた。

私が食べたサテ・チャンプルは、とてもおいしかった。

今回の旅では、サテ(インドネシアの串焼き)をたくさん食べた。

インドネシア料理は、おいしいと思う。

レストランのテラス前の池で、魚に餌をあげたりして、のんびりできた。

▼ウォーターフォールレストランのテラス前の池

▼ヒルトンホテル

▼ヒルトンホテルの敷地内

▼ヒルトンホテルの敷地内

▼ヒルトンホテルの敷地内

昼食後は、午後2:30頃から6:00頃まで、ホテル内のプールや海でゆっくり過ごした。

ホテル前のビーチ(ヌサドゥアビーチ)は、ホテルのプライベートビーチのため、とても空いていて、ヒルトンホテルのバスタオルも無料で貸してくれる。

日陰にはいると、風がとても涼しかった。

▼ヒルトンホテルのプライベートビーチ(ヌサドゥアビーチ)

▼ヒルトンホテルのプライベートビーチ(ヌサドゥアビーチ)

▼この時期は、風があるため凧揚げのシーズンだそうで、ビーチでも、日本ではあまり見な 

 いような、船の形をした凧なども上がっていた。

▼ヒルトンホテルのプライベートビーチ(ヌサドゥアビーチ)

夕食は、7:20~8:30頃まで、ホテル内のレストラン「オクトパス」でとった。

スパゲティ、ピザ、サラダなどを注文したが量が多くて食べきれなかった。

■フラワーバスに入る

そして、午後9:00~9:50まで予約しておいたヒルトンホテル内のスパ「ウェルネス・スパ」でフラワーバスに入った。

妻と娘は一緒の部屋で、私は1人別の部屋で入った。マッサージもしてもらえた。

10:40~11:40までの1時間位、「VISTA LOUNGE」でライブを聞いて、最後の夜を3人でゆっくり過ごしてから就寝した。

6日目 8/5(木) 晴れ

■妻だけバリニーズマッサージ

午前8:00頃起床。8:30~9:30朝食。

10:00から、妻だけマッサージが、付いていたので昨日のスパ「ウェルネス・スパ」に行き、バリニーズマッサージを受けてきた。

その間、私と娘は散歩をしていた。

■バリの最後を楽しむ

今日も、午前11:20~午後4:30頃まで海やプールでゆっくりした。

▼ヒルトンホテルのプール

▼ヒルトンホテルのプライベートビーチ(ヌサドゥアビーチ)

昼食はホテルのプールサイドにある「SURFER′S CORNER」で、私はハンバーガー、家内と娘はきしめんを食べた。

娘は、日本できしめんを食べたことがなく、初めてきしめんを食べた場所が、バリということになる。

部屋に戻り、午後4:30頃から、大急ぎで、シャワーを浴びて、荷造りをして、午後6:00にチェックアウトした。

その後、ホテル内のみやげ物屋を見たり、ブラブラして、午後7:20にヒルトンホテル出発した。

空港に行く途中、空港の近くにある総合免税店「プラザ・バリ」に午後7:45~9:30まで寄った。

「プラザ・バリ」では、ミー・クア(インドネシアのラーメン)の夕食をとり、買い物を楽しんだ。

その後、空港に行き、空港内で、またゆっくりと買い物を楽しみ、午後10:40頃、日本航空720便に搭乗(座席は39ABC)、午後10:45に出発した。

機内では、あまり眠ることはできなかった。

7日目 8/6(金) 晴れ

午前7:44(日本時間)着陸し、午前7:50に成田空港に到着した。

成田駐車場サービスで車を受け取ったが、寝不足のためか体調が悪く、しかも渋滞にもはまってしまったので、途中のサービスエリアで仮眠を取りながら帰ってきた。

自宅に着いたのは、昼を過ぎていた。

 

まとめ

◎利用旅行会社……近畿日本ツーリスト(Holiday)

◎コース名…………バリ島大自然日記

◎宿泊ホテル………バリ ヒルトン インターナショナル

◎旅行費用

   大人                191,800円×2人= 383,600円

   子供                   99,900円×1人=    99,900円

   割引(3%)                                                   -14,300円

   成田空港使用料・大人          2,040円×2人=     4,080円

   成田空港使用料・子供          1,020円×1人=     1,020円                                                                             合計         474,300円

   その他の費用 

   成田駐車場サービス(6泊7日)                        5,250円

   八王子から成田までの高速料金  2,850円×2(往復)=          5,700円

   このほかに滞在中の費用、おみやげ代、成田までのガソリン代等          約6.5万円

                                        総トータルで55万円位