一昨年まで、4年間連続で家族で北海道にキャンプに行っていた。
しかし、家族で海にほとんど行ってなかったので、海にも行ってみようということで、昨年はハワイに7日間、今年はサイパンに5日間、行って来た。
しかし、北海道キャンプがどうしても忘れられず、家内と娘が妻の実家に行っている間に、一人用のテントを持って北海道に行って来た。
全部で10日間の日程だったが、前半の4日間は、北海道に行きたがっていた母親を連れて行くことにした。
8/3(日)から8/12(火)までの10日間にわたる2003年夏の北海道旅行&キャンプ記録である。
■午前4時20分、自宅を出発、午前中は東北道をひた走り
午前4時20分、自宅を出発し、家から10分程離れた所に住んでいる実家の母親を乗せ、八王子インターから中央道に入り、首都高速から東北道に入る。
3時間半程ひたすら走り、7時50分頃から約30分間、国見SAで朝食と休憩をとった。再び走り、10時25分頃、岩手山SAで給油、11時45分頃には東北道を降り、ちょうど12時頃、青森にある東日本フェリーの乗り場に到着した。
すぐに乗船手続きをして、12時30分出航のフェリーに乗ることができた。
昼食をとったり、ソファーでゆっくりいしているうちに、4時10分頃、函館港に到着した。
そこから国道278号線を恵山に向かって走り、5時35分頃、椴法華村にある『ホテル恵風』に到着した。
ここのホテルは、ある旅の番組で紹介されていて、すごく良さそうだったので、いつか行こうと思ってメモしておいた所だった。
7時から夕食だったが、なかなかおいしかった。
朝食の前に温泉に入り、ホテル近くの公園を母親と散策した。
恵山と海がとてもきれいだった。静かでいい所だ。
8時40分、『ホテル恵風』を出発、右手に、きれいな海と昆布漁を見ながら、国道278号線を走り、10時10分頃、大沼公園の駐車場に到着した。
私は、ここに来るのは3度目だが、母親は初めてだ。
天気が良く、駒ヶ岳がとても美しかった。
さらに、国道5号線を内浦湾に沿って進み、12時30分頃から1時間ほど長万部カニ市
で昼食と買い物をした。
カニ飯を食べたが、すごくおいしいという感じではなかった。
午後2時50分に有珠山の西山火口散策路北口駐車場(300円)に到着した。
▼有珠山西山火口散策路
有珠山の噴火のつめあとを見た後、昭和新山に行き、おみやげなどを買って支笏湖畔にある『休暇村支笏湖』に向かった。
6時20分頃、到着した。
近年、リニューアルされたようでとてもきれいで、環境も抜群だった。
▼休暇村支笏湖
▼支笏湖
夜は、スライドの上映会があった。
■休暇村前の森を自然観察
朝、6時30分から1時間程、自然観察会が行われたので、母親と参加した。
ガイドの方々が一生懸命に案内してくれた。
■夕張石炭の歴史村へ
8時45分頃、『休暇村支笏湖』を出発し、千歳を通り、夕張へと向かった。石炭の歴史村に行き、博物館のみ見学した。(大人800円、65歳以上400円)
実際に炭坑で長年働いてられたという方に、ガイドをしてもらい炭鉱の様子がよくわかった。
▼夕張石炭の歴史村
■ファーム富田でゆっくり
近くのお店で、夕張メロンを買い、国道452号を通って、芦別まで行き、2時20分頃、富良野のファーム富田に到着した。
私は、ここへは何度も来ているので、母親がおみやげを見ている間などにゆっくりとした。
▼ファーム富田
3時45分頃ファーム富田を出発し、旭川空港に寄って、明日母親が一人で帰るための航空券購入し、北竜町にある『サンフラワーパークホテル』へ向かった。
『サンフラワーパークホテル』へ着いたのは、6時45分頃だった。
朝、早起きをしてほとんど人がいないひまわり畑を散策した。
母親もこれには感激していた。
▼北竜町のひまわり畑
8時25分頃、『サンフラワーパークホテル』を出発し、旭川空港に行くには、少し時間が早いので、美瑛の丘をドライブした。
私は、美瑛は5回目だが何度来てもいい所だ。
▼美瑛
午前10時30分頃、旭川空港に着いた。
母親は3泊4日の北海道旅行に満足している様子だった。
母親の乗った午前11時15分発東京行きのAIR DO32便を見送った後、再び、美瑛に戻り写真を撮りながらゆっくりと丘めぐりをした。
そして、午後4時30分頃、今夜のキャンプ地である美瑛自然の村に到着した。
▼美瑛自然の村
▼美瑛自然の村
テントを張り、しばらく休み、夕食は車で5分程の所にある白金温泉の『林道』という食堂でとった。
その後、吹上温泉『白銀荘』に行き、ゆっくり温泉に入った。
露天風呂がぬるめでとても気持ちが良く、ゆっくりと入った。
休憩所のテレビ天気予報を見て、美瑛自然の村の戻ったのは午後9時15分頃だった。
静かなキャンプを楽しむことができた。
■晴天の中、旭岳登山、そして中岳温泉を楽しむ
天気予報では、雨模様のはずだったのに、6時頃、目覚めると、空は晴れていた。
「これは旭岳に行くしかない」と思い、朝のコーヒーも入れることなく、6時20分頃、美瑛自然の村を出発し、旭岳ロープウェイ乗り場へと向かった。
1時間ちょっと走り、7時25分に旭岳ロープウェイ乗り場に到着した。
駐車場は、500円だったが近くに無料駐車場があったことを後から思い出した。
7時45分発のロープウェイに乗車、姿見駅でパンや飲み物、お菓子を買って8時15分姿見駅を出発した。
周りの景色を楽しみながらゆっくりと登り、午前10時少し前に旭岳頂上に着いた。
晴れていて素晴らしい景色だ。今度は、家族で登りたい。
天気がとても良かったので、以前から行きたかった中岳温泉に向かうことにし、10時15分頃、旭岳頂上を出発した。
途中、雪の上を歩いたりしながら、11時15分間宮岳、11時45分中岳温泉方面への分岐点を通過し、12時20分頃中岳温泉に到着した。
誰もいなかったので一人で温泉を楽しんだ。
▼中岳温泉
その後、裾合平を通り、高山植物などを眺めながら午後2時50分頃姿見駅に到着した。
出発から約6時間半の行程だった。
途中から靴の底のゴムが剥がれてしまい歩きにくかった。
今度はいい靴を買おう。
少し休んでからロープウェイで下山、ふもとの、『グランドホテル大雪』で入浴し、1時間程走って、白金温泉の食堂『林道』で早めの夕食を済ませ、午後6時過ぎに美瑛自然の村に到着した。
早めにテントに入り、ゆっくりと休んだ。
▼美瑛自然の村
4時30分頃、目覚めウトウトしていると、5時頃から雨がポツポツと降り始めた。
テントの中で、パンと飲み物で簡単な朝食を済ませ撤収に取りかかった。
5時45分には撤収終了。
5時50分に、なごり惜しいけど美瑛自然の村を出発した。
この日は、とりあえず、釧路方面を目指すことにした。
7時45分頃、道の駅『南ふらの』に到着した時も雨が降っていた。朝早くて眠かったので1時間半程ここで仮眠をした。
その後、鉄道員(ぽっぽや)のロケ地幌舞駅を見学した。
▼鉄道員(ぽっぽや)のロケ地幌舞駅
かなやま湖オートキャンプ場とかなやま湖畔キャンプ場を見学した。場所的には湖畔キャンプ場の方がいい位置にある。
▼かなやま湖畔キャンプ場
▼かなやま湖
その後、新得の『そばの館』で早めの昼食(せいろ650円+とろろそばめし300円)をとり、池田ワイン城を見学、道の駅『しらぬか恋問』で休憩してから、山花公園に行ってみた。
雨が降っていてテントを張る元気もなく、山花温泉リフレも満室だということだったので、阿寒町にある『サークルハウス赤いベレー』を予約し午後6時頃到着した。
夕食をとり、温泉に入ってゆっくりした。
■一日中、雨の中の移動
午前9時20分頃、『サークルハウス赤いベレー』を出発。
かなり、雨足が強い中、帯広方面へ戻った。
帯広市内を少し回ったりしながら、2時5分、道の駅『樹海ロード日高』に到着。台風が近づいていて、雨もひどくなりそうなので、ここの近くにある、沙流川温泉『ひだか高原荘』を予約し3時30分頃に到着した。
きれいな温泉に入り、6時から生ビールとやまめ丼の夕食にした。台風接近に伴い、雨も激しくなったので、部屋でテレビを見ながらゆっくりと過ごした。
■台風の影響で通行止め
朝には、台風は過ぎていたが、この日高地方は相当雨が降ったようだ。
支笏湖方面に行く予定だったが、あちこちで通行止めになっていて、結局、富良野経由で行くしかなかった。
午前9時30分、沙流川温泉『ひだか高原荘』を出発、近くにある日高町沙流川オートキャンプ場を見学後、富良野方面へと向かった。
途中、ニニウキャンプ場を見ようかと思ったが、やはり通行止めで行けず、山部自然公園に寄って、12時頃ハイランド富良野に到着した。
▼ハイランド富良野
その後、滝里湖オートキャンプ場を見学した。
▼滝里湖オートキャンプ場
その後、もう一度夕張に行ってみることにした。
途中、道を間違えてしまい遠回りをしてしまったが、2時50分頃、夕張丁未風致公園に着き、山菜ラーメン(550円)を食べ、キャンプ場を見学した。
素晴らしい景色のキャンプ場だが、夜は怖いかも知れない。
▼夕張丁未風致公園
その後、夕張メロン城に寄り、途中の店に寄って夕張メロンを家内の実家に送り、千歳経由で支笏湖に向かい、6時20分頃、美笛キャンプ場に到着した。
美笛キャンプ場は、人気のある素晴らしいキャンプ場だが、この日は、人が多すぎてあまり印象が良くなかった。
今度は、静かな時に来たい。
▼美笛キャンプ場
▼美笛キャンプ場
朝は、8時近くまで寝ていた。外は、雨が少し降っていた。
簡単な朝食を済ませ、9時過ぎに美笛キャンプ場を出発、国道276号線を羊蹄山方面へ向かった。
道の駅『フォレスト276大滝』で休憩、10時30分頃、京極町ふきだし公園に着いた。
▼京極町ふきだし公園
その後、ニセコ五色温泉の標識が出てきたので、急遽行ってみることにした。
霧の中、12時過ぎに『ニセコ五色温泉旅館』に着き、ゆっくりと温泉に浸かった。
展望風呂とからまつの湯の二つがあり、特にからまつの湯が風情があって良かった。
午後2時頃、ニセコ野営場を見学した。
ニセコアンヌプリの登山口にある。
▼ニセコ野営場
その後、黒松内方面に向かい、午後4時頃、道の駅『くろまつないトワ・ヴ ェールⅡ』に到着、歌才オートキャンプ場ル・ピック見学を見学した。
オートサイトが空いていたが、ここは家族で泊まりたいキャンプ場なのでパスし、函館方面に向かうことにした。
午後6時20分、道の駅『YOU・遊・もり』で休憩。
午後7時頃、東大沼キャンプ場に到着した。テントを張ろうかと思ったが、人が多く静かなキャンプを楽しむことはできそうもないので、見学だけにして、函館に向かった。
午後8時25分に函館の東日本フェリー乗り場に到着した。
キャンセル待ちで、午後10時10分発のフェリーに乗船できた。
午前1時50分下船した。
東北道に入ると眠くなってきたので、阿闍羅PAで午前2時50分から5時間仮眠をとった。
前沢SAで朝食をとり、途中通行止めで一般道に降りたり、三本木SAで2時間位昼寝をしたりしながら、帰って来たので、自宅に着いたのは、夜の10時頃だった。
まとめ
全走行距離 3,777km
おみやげ以外の全費用 約220,000円
★交通費合計 120,041円
◎軽油代(374リットル) 31,671円
※燃料消費率 10.1km/リットル
◎有料道路代 29,600円
※8/3 八王子→青森 14,800円
※8/12 青森→八王子 14,800円
◎フェリー代合計 34,470円
〈東日本フェリー〉
※行き 青森→函館(車輌+2等大人2人・JAF割引10%) 18,070円
※帰り 函館→青森(車輌+2等大人1人・JAF割引10%) 16,400円
〈航空運賃AIR DO〉
※旭川→東京(大人1人) 24,300円
★宿泊代合計 71,050円
◎ホテル恵風(大人9,450円×2人) 18,900円
◎休暇村支笏湖(大人8、925円×2人+入湯税300円) 18,150円
◎サンフラワーパークホテル(大人9,240円×2人) 18,480円
◎美瑛自然の村(大人250円×2泊) 500円
◎サークルハウス赤いベレー(大人朝食のみ6,930円+入湯税150円) 7,080円
◎沙流川温泉ひだか高原荘(大人朝食のみ7,340円) 7,340円
◎美笛キャンプ場 600円
★温泉料金合計(大人1人) 1,600円
◎吹上温泉保養センター白銀荘 600円
◎旭岳温泉GRANDO HOTEL大雪 500円
◎五色温泉ニセコ五色温泉旅館 500円