昨年までは毎年、夏になると家族で北海道でのキャンプを楽しんでいた。しかし、娘も小学校3年生となり、今年は、子供を連れて初めての海外旅行に行くことになった。行き先についても、色々検討をしたが、子供にとって初めての海外旅行は、第一印象が大切と思い、まずは海外旅行に失望しないような無難な場所がいいと言うことで、ハワイになった。
ハワイは、私は3度目、妻は2度目になるが、それでも十分楽しかった。娘の海外デビューとなった、7日間のハワイ旅行日記である。
車にスーツケースを積み込み、午後1時5分、成田に向けて自宅を出発した。途中、多少の渋滞はあったが4時頃には成田に到着、USAパーキングという所に車を預け、4時30分には成田空港に到着した。まずは、空港で8万円をドルのトラベラーズチェックと現金に両替をした。5時20分頃にチェックイン、そして手荷物を預けてから、軽食をとったり、見学デッキで飛行機を見たりして過ごした。
■午後8時30分、全日空1052便でホノルルに向けて出発
午後7時過ぎに出国手続き。
午後8時10分、全日空1052便に搭乗した。
午後8時30分に定刻通りホノルルに向けて出発した。(座席は43C、D、E)
飛行機の中では、入国カードを各自1枚、関税申告書を家族で1枚書くことになる。飲み物サービスに引き続き夕食となった。夕食後、消灯となったが、やはり、飛行機の中は寝にくい。でも、隣りに座っている娘が眠ってしまったので一安心。私もワインを飲んで少し眠った。
しばらくすると、機内の灯りがつき、早くも朝食となった。お腹は空いてなくて、ほとんど食べられなかった。
■午前9時20分、ホノルル国際空港に到着、説明会へ
間もなく、高度を下げ、現地時間の9時13分、ホノルル国際空港に着陸した。日本とハワイの時差は19時間、ハワイの方が遅れている。天候は晴れ。私たちのツアーの現地係員の人の指示に従って10時35分にバスに乗車、30分ほど乗車して、11時5分、ツアーの説明会場がある、DFS・ギャラリア・ワイキキ(免税店)に到着した。到着後、デューティーフリーショッピングカードをもらって免税店に入った。30分ほど免税店を見た後、8階の『さわやかプラザ』で12時位まで約30分間、説明会があった。ツアー客の中には、ハワイに何度も来ているという人が結構いた。
■12時40分、アストンワイキキビーチホテルに到着
説明会終了後、カラカウア通りを20分ほど歩き、12時40分頃、これから5泊するアストンワイキキビーチホテルに到着した。空き部屋があるということで、部屋をパーシャルオーシャンビューからオーシャンビューに変更した。私たちが宿泊した部屋は21階にある2123号室で、部屋からのワイキキビーチの眺めは素晴らしかった。飛行機の中ではあまり眠れなかったので、午後1時30分頃より2時間ほど昼寝をした。
▼部屋からのワイキキビーチの眺め
■インターナショナルマーケットプレイスへ
ホテルを出て、午後4時45分頃より、カラカウア通り沿いにあるマクドナルドで軽い食事をとってから、インターナショナルマーケットプレイスをブラブラした。ここは、たくさんの小さな店やワゴンが並び、小物やアクセサリーなどが売っている。妻と娘は、ゆっくりとおみやげを買っていた。
その後、ワイキキビーチ辺りを歩いて、午後7時頃、『銀座木屋』という店で手打ちうどんを食べ、ABCストアーで買い物をして、8時頃にはホテルの部屋に戻った。
シャワーを浴びてビールを飲んで、ゆっくりと休んだ。
▼部屋からのワイキキビーチの眺め
■クヒオビーチとワイキキビーチで約5時間の海水浴
午前7時15分起床。8時から8時45分までホテルのプールサイドでバイキングの朝食。10時過ぎから午後の3時くらいまで、クヒオビーチとワイキキビーチで海水浴を楽しんだ。昼は、ABCストアーでおにぎりやサラダを買ってきてビーチの芝生の所で食べた。ダイヤモンドヘッドを見ながら海水浴をしてハワイを満喫できた。
午後3時位には、ホテルに戻りプールにも入り、シャワーを浴びてさっぱりした。
▼部屋からのワイキキビーチの眺め
■DFS・ギャラリア・ワイキキで約3時間の買い物
午後4時10分頃、ホテルを出発し、カラカウア通りを歩いて、JTBのツアーデスク『るるぶデスク』とテルミーツアーのツアーデスク『さわやかプラザ』に寄り、オプショナルツアーについて色々聞いてみた。結局、オプショナルツアーは、申し込まなかった。
その後、5時から8時位までDFS・ギャラリア・ワイキキ(免税店)で買い物をした。買い物もハワイの大きな楽しみの一つだ。私は、旅行に行っても、写真と思い出さえあれば、おみやげは特にいらないが、妻と娘は、やはり買い物が楽しいようだった。
午後8時10分頃から、DFS・ギャラリア・ワイキキの前にあった居酒屋『蛸の木』で夕飯を食べ、8時45分発のDFSトロリーに乗って9時前にはホテルに着いた。
シャワーを浴びた時、今日の海水浴での日焼けでヒリヒリした。
■ビーチで朝食
8時15分起床。朝食はまたホテルのバイキング。この日は、9時位から、ホテルで貸してくれたクーラーボックスに朝食を入れてビーチに持って行き、海を見ながら食べた。朝食を終えたのは9時50分位だった。
■ドールプランテーションへ
10時40分にホテルを出発。10時55分にホテルの近くのバス停からバスに乗り、まずはアラモアナセンターに行った。アラモアナセンターでバスを降りる時、トランスファーチケットをもらい、アラモアナショッピッングセンターで飲み物を買ってから、52番のバスに乗り換えた。アラモアナセンターを出発したのは11時40分頃だった。そこから、1時間20分程乗って、午後1時頃ドールプランテーションに到着した。ドールプランテーションでは、娘が行きたかった巨大迷路に入った。迷路の中には、6カ所のチェックポイントがある。また、買い物をゆっくり楽しんだり、パイナップルソフトクリームを食べたりしたが、これはとてもおいしかった。
▼ドールプランテーション
この後、ノース・ショアの方をバスで回って帰ろうかと思ったが、3時間近くかかるということだったので、やめて来た道を引き返すことにした。バス停で、ドールプランテーションで買ったパンやパイナップルを食べて待っていると、4時3分頃、52番のバスが来たので乗り込んだ。
■アラモアナショッピングセンター内で夕食、そしてアラモアナビーチパークへ
アラモアナセンターに到着したのは5時10分頃だった。アラモアナショッピングセンター1階にあるマカイ・マーケットで夕食にして、ショッピングセンター内をブラブラした。
その後、アラモアナビーチパークに行ってみた。アラモアナビーチは波も穏やかで、この日は日曜日ということもあってか、BBQを楽しんでいる人などもいて、なかなか雰囲気のいいビーチだった。
午後7時35分、アラモアナセンターの海側バス停からバスに乗り、ホテルの近くのABCストアーで買い物をして8時20分頃、ホテルに到着した。
■ハナウマベイに行くのに失敗談
午前8時起床。8時30分から8時55分頃まで、ホテルのプールサイドで朝食をとった。この日はハナウマベイに行ったのだが、この日の失敗が、後々まで我が家では笑い話として語られている。
ホテルを午前10時頃出発し、近くのバス停で、ハナウマベイに行く22番のバスを待っていた。すると親切そうなおじさんが、「22番のバスは行ったばかりで、なかなか来ないから、58番のバスに乗ってココマリーナという所で降り、そこからハナウマベイまで歩くといい。」と日本語混じりの英語で教えてくれた。
間もなく午前10時20分頃、58番のバスが来たので、おじさんにお礼を言って乗り込んだ。
降りる場所を間違えるといけないので、妻がバスの運転手さんに「ココマリーナに着いたら教えて下さい。」ということを伝えた。「Okay,Okay」と言っていたので、安心して乗っていた。
しばらくすると、バスの運転手さんが「ハナウマベイ?」と確認してきた。「Yes」と答えると、「まだ降りなくていい。」というようなことを言った。そして、しばらく行った所で、トランスファーチケットを渡され、「あそこのバス停から乗り換えるといい。」と言って降ろされた。運転手さんに言われたバス停まで行ったが、そこが、ココマリーナで、ハナウマベイまで歩いて行けると思っていた私たちは、「バスはしばらく来そうもないので歩こう。」と勝手に判断して歩き出した。11時頃だった。
すると、歩き出して5分位でバスが来て、私たちを追い越して行ってしまった。がっかりして歩いていたのだが、高波が押し寄せる海岸沿いをいくら歩いても、13年前に一度行ったことがあるハナウマベイの景色とは全然違っていて、着きそうな気配がなかった。私たち以外、歩いている人など全然いなくて、風は強いし、とうとう娘は泣き出してしまった。この時になって、やっと先程降りたバス停がココマリーナでなかったことに気付いた。(バス停には地名が書いてないのでわからなかった。)バスの運転手さんは親切に、ココマリーナを通り過ぎサンデービーチまで乗せてくれて、そこからハナウマベイ行きのバス停を教えてくれたのだった。今さら気付いても遅いので、とにかく、一生懸命に歩いた。おかげで、予定になかったハロナ潮吹き穴を見ることができたのだが。
結局、なんとかハナウマベイに到着した。
■ハナウマベイでシュノーケリングを楽しむ
ハナウマベイに着いたのは、昼の12時頃になっていた。ここで、7分間の映画を見せられ、砂浜に降りた。ABCストアーで朝に買っておいたおにぎりを食べ、シュノーケリングなどして楽しく過ごすことができた。たくさんの魚を見ることができて娘も大満足だった。
▼ハナウマベイ
▼ハナウマベイ
▼ハナウマベイでシュノーケリング
午後4時位までゆっくり海水浴を楽しんだ。シャワーを浴びて、着替えをして4時20分頃、1ドルを払って海岸からの坂道を上るシャトルバスに乗ってバス停に向かった。
午後4時50分、ホノルル行きのバスに乗り込んだ。行きはたいへんだったが、帰りは35分ほどバスに乗っただけで、5時30分にはホテルに到着した。
■サンセットを見る
ホテルで少し、休んで6時頃再びホテルを出て、ワイキキビーチでサンセットを見てから、7時5分から8時10分頃までパシフィックビーチホテルの3階にある「将軍」という日本料理の店でゆっくりと食事をした。和食をお腹いっぱい食べ、8時20分にはホテルに戻った。
■コダック・フラショーを見学
7時50分起床。8時10分から8時45分までプールサイドで朝食。
今日はまず、カピオラニ・パークの中の特設会場で火~木曜日に10時から行われる無料のフラショーを見に行く。
カピオラニ・パークはホテルのすぐ近くで、9時20分頃にホテルを出て、9時40分には会場に到着した。そこでフラショーの出演者と写真を撮ったりして、10時から11時までの1時間、フラショーを楽しんだ。
▼コダック・フラショー
▼コダック・フラショー
■ダイヤモンド・ヘッドに登る
コダック・フラショーを見学後、ABCストアーでおにぎりを買い、昨日、ハナウマベイに行く時と同じバス停から11時50分、58番のバスに乗った。
10分ほど乗って12時に降車。バス停から20分ほど歩き、12時20分、クレーター内の駐車場横のインフォメーションに到着。そこで入場料1ドルを払って自然公園内に入る。最初は平坦な道を通り、途中から急になる。途中の展望台から南側の海を一望できる。そして、急な階段と暗いトンネルと、らせん階段を登り12時55分、頂上に着いた。頂上からは、ワイキキビーチとホテル群が一望でき素晴らしい景色だった。写真を撮り、登頂記念証明書も購入した。景色を楽しんだ後、ゆっくり下山し1時45分に料金所の所に戻ってきた。そこの芝生の上で昼食のおにぎりを食べた。
▼ダイヤモンド・ヘッドからの眺め
▼ダイヤモンド・ヘッドからの眺め
■アラモアナショッピングセンターで買い物を楽しむ
その後、バス停に戻ってバスに乗り、途中で8番のバスに乗り換え、アラモアナショッピングセンターに向かった。アラモアナショッピングセンターに着いたのは3時20分頃だった。この後、2時間ほど買い物を楽しんだ。
午後5時25分、アラモアナセンターからバスに乗り、ホテルの近くのABCストアーで買い物をして、6時10分ホテルに着いた。
■夕日を見ながら最後の海水浴
ホテルでおやつを食べながら休憩をして、6時35分頃から7時15分頃まで夕日を見ながら最後の海水浴を楽しんだ。水は冷たくはなく、他にもまだ海水浴をしている人が結構いた。
▼夕日を見ながら最後の海水浴
▼きれいな夕日
ホテルに戻ってシャワーを浴びて、8時20分頃から9時25分頃まで、ホテルのすぐ近くのデニーズで食事をした。ステーキがすごく大きかった。近くのABCストアーで最後の買い物をして10時にはホテルに戻った。
午前5時45分起床。6時30分から7時まで朝食。7時50分にホテルのロビーに集合。8時に迎えのバスに乗車、8時25分にはホノルル国際空港に到着した。搭乗口は33番で、免税品は搭乗待合室で受け取った。この時、搭乗待合室に、舞の海がいた。
午前10時15分、全日空1051便に搭乗。
午前10時53分に離陸した。(座席は31C、D、E)
日付変更線通過
午後1時50分、成田空港に到着した。2時40分頃、車を預けていたUSAパーキングを出発。家の近くで夕飯を食べ、6時過ぎに自宅に到着した。
まとめ
◎利用旅行会社……アイ・トランスポート株式会社(テルミーツアー)
◎宿泊ホテル………アストンワイキキビーチホテル
◎旅行費用
主催旅行 132,800円×3人=398,400円
米国空港諸税 6,500円×3人= 19,500円
成田空港使用料(大人) 2,040円×2人= 4,080円
成田空港使用料(子供) 1,020円×1人= 1,020円 合計 423,000円
その他の費用
八王子から成田までの高速料金 2,850円×2(往復)=5,700円
USAパーキング料金 5,040円
このほかに滞在中の費用、おみやげ代、成田までの軽油代等で 約10万円
総トータルで53万円位